〜 文具に関する日々の出来事・2011  〜

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2011/ 1/23(  ”文具の天才”by和田勉様





 2011年 1月 23日 (日)
 ”文具の天才”by和田勉様

 19日の朝、パソコンを立ち上げて、TOPページのニュースにビックリ!!

    ”和田勉氏、死去”

 ここ2〜3年、お姿を拝見しないと思ったら、入院されていたらしい。

 はなや文具店の頃にも、よくご来店頂いていたのだけれど、
 親しくお話させて頂くようになったのは、Taniyをオープンしてから。

 TVでの、「ガハハ」のイメージ通り、声の大きな方で、
 とても人懐っこい方で、
 とても正直な、裏表の無い方。
 そして・・・、とても繊細な優しい方だった。

 Taniyをオープンして最初の頃は、 商品の在庫もそんなに揃っていなくて、
 和田様がいらしても、ご希望の商品が無いことも多かった。
 すると、
 和田様「この店は、ほんとになんにもないなぁ。」 と仰る。

 でも、そう仰っても数日後に、またご来店される・・・という感じ。

 いつだったか、「・・・この店は、・・・なんにもない・・・」と和田様が仰った時に、
 他のお客様がいらしたことに気付かれて、 ”しまった!!” という顔をされた。

 すると、翌日、
 和田様「頂きものだけど、美味しかったから・・・。」
 と、おまんじゅうを2個、私に手渡しされて(付け加えるように)、ボソッと、
 
 和田様「昨日は、悪かったね。」


 営業妨害(?)のお詫びだった(笑)。
 おまんじゅうがおせんべいだったり、石鹸だったことも。
 (いつも、お詫びの気持ち分、2〜3個)

 和田様は、何をおっしゃられても憎めないところがあったし、
 こちらとしては、営業妨害なんて思わなかったのに。

 たまたま、専務がお留守番の時に、和田様がご来店されて、
 尋ねられた商品は(在庫が)無かったけれど、
 専務がお薦めした商品を凄く気に入って下さった。

 それ以来、
 和田様「一つ、Taniyさんに、相談なんだけど・・・。こういう商品あるかな?」
 という風に・・・。
 
 おかしなもので、”こういう商品”と聞かれると、色々と対応できるもので、
 そのうち、
 和田様「この店は、ちいさいけど、何でも揃っている。大したものだ。」
 と仰って下さるようになった。

  いつだったか、
 和田様の、ご愛用の万年筆を、専務が直して差し上げたことがあり、
 後日、お礼にと菓子折をご持参された。

 包装紙に、和田様の手書きで
 ”お礼 文具の天才 タニー様  ワダ ” と書かれた菓子折(↓写真)。



                

 お菓子も美味しかったけれど、和田さんのお気持ちがとても嬉しいと、専務と話したっけ。
 正直な和田様の言葉だから、お世辞ではなく、
 心から”Taniy(専務)”を賞賛して下さったのだと。

 
 専務が和田様の杖を短くして差し上げたり、
 お返しに、和田様が私と専務の写真を写して下さったり、
 和田様のご依頼に応えるのが、私と専務の楽しみでもあった。

 和田様、今までご愛顧ありがとうございました。
 心からご冥福をお祈り致します。


 

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